国際自動車大手ステランティスは、第三者サービス・プロバイダーのプラットフォームが侵害された結果、北米の顧客データの一部が盗まれたことを確認した。この攻撃にはセールスフォースのサプライチェーンが関与しており、攻撃者は権限を越えて顧客のアドレス帳情報にアクセスした。この攻撃は、ハッカーグループShinyHuntersに関連していると考えられており、同グループはステランティスのセールスフォース・インスタンスから氏名や連絡先などの1,800万件以上のレコードを盗んだとしている。ShinyHuntersは、今年初めから音声フィッシングなどの手法でセールスフォースの顧客を数回攻撃しており、グーグルを含む顧客に影響を与えている、Cisco、Adidas、Louis Vuittonなど多くの顧客に影響を与えている。